2008-12-31 見出丸ゴシック体MBD101+太丸ゴシック体BD101 等々力 東急線の駅名表示は、現在では新ゴに統一されていますが、かつては丸ゴシックでした。 世田谷区内で唯一丸ゴシックが残っているのがここ。 駅舎もまだ古いままです。 * さて、この一ヶ月あっという間でしたが、更新は今日で終了です。 企画展では、ブログとは違った形で展示がなされる予定ですので、どうぞお楽しみに。 ではみなさま、良いお年をお迎えください。
2008-12-30 淡古印 尾山台 古い印のように、風化したような味をもつ書体です。 カッティングのせいかもしれませんが、近寄ってみると、写植の見本帖などで見るよりもアウトラインが荒々しく見えます。 時が経ち鬆が入ったとしても、寄り集まれるのが、ともだちなのかもしれません。
2008-12-26 ナカフリー+スーボOS 三軒茶屋 世田谷の街々に散在するプランターには、ひとことメッセージが添えられています。 ひとつはフェルトペンで書いたようなナカフリー、もうひとつはスーボのオープンシャドウ 。どちらも写植の書体です。 道端の隠れた場所にも「花」があります。
2008-12-25 HG行書体 用賀 用賀駅から砧公園に至る「いらか道」と呼ばれる歩道には、地面に百人一首が彫られています。 使われている書体は楷書体や手書きの文字などさまざまですが、やはり歌を綴るには行書がしっくりきます。 この道は、一首一首踏みしめながら辿るのが良いのかもしれません。
2008-12-24 ブーケ 奥沢 隷書体をカジュアルにしたようなデザインの書体です。 淡めの色使いにもよく合います。横線が太く縦線が細いのも、この書体の特徴です。 お店の正面はアルファベットで埋め尽くされて、まるでヨーロッパのような雰囲気が漂っています。 その中でこっそりと「卵」が、Oeuf(フランス語で卵)の卵形のOに入っているのもちょっと面白いです。 さて、まだケーキは買えるかしら?
2008-12-22 タイプラボゴシック 西太子堂 写植時代のかな書体ですが、街中ではまだ意外とみかけます。 洗練されながらも個性のある造形です。 雑然とした文字がひしめく中でも、くっきりと際立っていました。 ちなみにデジタルフォントとしては、NTLG/タイプラボNとしてリファインされています。